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After the Rain 日本武道館 2017 【ライブレポート】

2017/8/10

After the Rain 日本武道館 2017
Anti-Clock wise

 

 


アンチクロックワイズ

2人とも初っ端から声が絶好調で、低音から高音まで気持ちよく響いてた。Bメロのそらるさんの、メロディックなコーラスがすごく綺麗で、感化された。

 

・生に縋りつく

まふまふさんが所々オク上で歌ってて、高音ヤベェ!(偏差値14)ってなってた。そらるさんはすごく気持ちよさそうに歌ってて、上々な滑り出しという印象。

 

・セカイシックに少年少女

2人の息がぴったりで、もうすきーってならざるを得ない一曲。ステージですれ違うときにさりげなくハイタッチをしていて、とても素敵だった。「二人で指差した 夏の大三角」で二回席北西側を指差していたそらるさんは少年の瞳をしていた。綺麗なお顔だった。ハモりが本当に美しくて、輝いていた。目を見合わせて向かい合って歌っていたところは、呼吸があっていて、2人とも本当にうまかった。「夜空が泣いて~」からは息があいすぎてなんか一人だった(?)

 

 

〈MC〉

 

 

・負け犬ドライブ(Gt.そらまふ)

予想以上にとても楽しかった。コール&レスポンスが本当に楽しくて、ノリノリでワンワン言ったり、おーおっおおっおおっおーって言ってはしゃぎまくってた。そらるさんのギターは赤色のグレッチで、まふまふさんはキレキレでかっこよく弾いてるのにもかかわらず、そらるさんは結構必死で、中腰で弾いてて、とても可愛かった。途中でピック落としちゃってて、でもがんばって拾ってた。無性に愛おしくなった。たくさん練習したんだもんね。えらいえらい。

 

・脱落人生へようこそ(Gt.そらる)

これも負け犬同様、叫ぶのがめちゃくちゃ楽しかった。死にたい!とか叫んでて、これはV系のライブなのか…って途中思ってた。まふまふさんの圧倒的パフォーマンス力で会場の盛り上がりがすごかった。キレキレのまふまふさんの横でよたよたギターを弾くそらるさんがばぶすぎて本当にすきすきぴっぴ。

 

・傾国(Gt.まふまふ)

この時のそらるさんは、ギターの時とは打って変わって、今日のえっち担当って感じだった。あまりに刺激が強すぎて、なんだか見てはいけないものを見てる気分だった。音源よりもさらに色っぽくて、あまりに艶美で腰砕けるかと思った。

 

・最適な人の殺めかた(Gt.まふまふ)

傾国同様とても色っぽかった。「こういう曲はあえて冷静に歌った方が逆に狂った感じがよく出る。」って、いつかにそらるさんがおっしゃっていたけど、その通り、無機質なのが逆に味を出していた。一番Aメロを首傾げながら歌ってて、「そらるは首を傾げるを覚えた」って感じになってた。「首筋にぎゅっと触れてみた」で、そらるさんが自分の首にあの大きくてえっちなおててで触れていて、「これ年齢制限ないのおかしい…」ってなった。

 

 

七夜月(inst.)

 

 

〈浴衣〉

・林檎花火とソーダの海(そらる)

すごくぶりっ子で歌ってて、幼児だった。可愛すぎるのどうにかしてほしい。「つまずいて転んだ」のところはその通り、後ろにズコーッて感じで転ぶ素振りしてて、あまりの可愛さに言葉を失った。手にはうちわを持っていたんだけど、それをひらひらする手首がふにゃふにゃで、絶対骨入ってなかった。浴衣で歩きにくいのか、方向転換の時は絶対片足けんけんしてて、それをするたびに私はその場に崩れ落ちそうになってた。

 

・わすれもの(そらる)

すごく似合ってた。でもこれは、ライブだから上手に歌えるんだなって感じた。多分、音源だとこれはイマイチだと思う。あの高揚した声で歌うから、すごく上手だった。「大嫌いな 大嫌いな 杓子定規な先生が~」のところが良すぎて心臓持ってかれそうだった。

 

・夢のまた夢(まふまふ)

会場の盛り上がりがすごかった。さすがの一言。「うん」って呟くところはまふリスナー消沈って感じだった。

 

・四季折々に揺蕩いて

美しかった。この一言に尽きる。ピアノのイントロから世界が出来上がっていた。あまりに綺麗だから、膝が笑って立っているのもやっとになってしまった。ペンラを振る余裕なんてなかった。アウトロの途中、そらるさんが服についていたらしい何かをつまんでポイってしてて、タイミングがおもしろすぎた。本当に可愛い。

 

 

〈MC〉

 

 

・夢花火

真ん中の高いところに、木の長椅子を置いて、2人で並んで反対の向きを向いて座ってた。アコースティックで静かなぶん、失敗が目立ってしまうから、少し心配だったけど、そんな気持ちは最初のワンフレーズで消え去った。2人ともすごく丁寧に、一つ一つの言葉を壊さないように優しく歌っていて、本当に美しかった。まふまふさんパートの時に、そらるさんは静かに頭を揺らしていて、頭を揺らすたびに黒い髪の毛がふわふわして、とても綺麗だった。

 

 

(inst.)

 

 

・シャルル(そらる)

まさかこれを生で聴けるとは思っていなかったから、びっくりして口を押さえて立ち尽くしてしまった。ペンラを振る余裕がなかった。高音も全部当たっていて、ラスサビの突き抜ける高音も完璧だった。間奏はPVに合わせて一歩ずつゆっくり歩いていて(意図的ではないかもしれない)、憂いを感じた。世界が出来上がっていた。引き込まれた。

 

・ECHO(まふまふ)

圧巻の一言。パフォーマンスが素晴らしすぎた。お立ち台の上のまふまふさんに光がたくさん当たってたように見えたけど、多分あの光は本人から出てたんだと思う(IQ6)。レーザーの演出がめちゃくちゃかっこよかった。

 

・ロメオ

夢女子にならざるを得なかった。「ほらほら」ってあんな色っぽく言われても困るし、ひざまづきながらの「さぁ、おいで」はそこにいる全員の心臓を撃ち抜いたよね。サビのかけ声もすごく楽しかった。二人とも結構ノリノリで、楽しそうで、幸福があふれていた。

 

・わすれられんぼ(Gt.まふまふ)

二人の活動についての歌なだけあって、すごくくるものがあった。二番の「思ったことうまく言えなくて~」を生で聴いて、えもいわれぬ気持ちになった。そらるさんだった。

 

・彗星ハネムー

可愛すぎた。そらるさんの腕には骨が入ってなかった。まふまふさんは結構音にはめて踊ってたけど、そらるさんは若干遅れてて、というか動きが鈍くて、さすが宇宙かわいい代表って感じだった。動きだけでもしんどいのに、更にあはは~んって歌われたから脳みそ溶けそうだった。

 

 

〈MC〉

 

 

・アイスリープウェル

良すぎた。音源より確実によかった。こんなに難しい曲をライブであの完成度で歌い上げられる方はなかなかいない。後半のどんどん曲が展開していくところも、すごくうまかった。そらるさんの「どうして どうして」が本当に好き。ラストの転調もとてもかっこよかった。天井に蝶々が映し出されるのをそらるさんが指差してて、美しさと可愛さを同時に多量に放っていて、その場に崩れ落ちそうだった。

 

・桜花ニ月夜ト袖シグレ

ペンラが一斉にピンクになって、本当に桜が咲いてた。すごく綺麗だった。2年前にゼップで聴いたときからの成長をすごく感じた。高音が前みたいに苦しそうじゃなくて、爽快感にあふれていた。サビのそらるさんの下ハモリがすごくよかったし、ラストのロングトーンの伸びが半端じゃなかった。空を突き抜けていた。

 

・解読不能

そらるさんのサビ始まりがど直球でかっこよくてどうしようかと思った。喉が全開だった。ラスサビ前の掛け合いは、二人で向かい合って歌ってて、その様に本当に感動した。ドラマがそこにあった。

 

 

 

〈アンコール〉

・脱法ロック

音球とともに床の穴から登場。まふまふさんはあぐらかいて出てきてた。すごくハッチャケて楽しかった。まふまふさん、サビを動画と同じ高さで歌って、ちゃんと出てて、やっぱり化け物だと思った。そらるさんが「おつむハッピーで狂った」で頭の横で人差し指くるくるして、「キツネはキックアウト」で空を蹴っていて(蹴るというより足を上に上げる感じ)、あのワンフレーズに可愛いが詰まりすぎていて、消化しきれなかった。可愛いの多量摂取で倒れそうだった。

 

 

〈MC〉

 

 

〈写真撮影〉

猫耳を装着。そらるさんが「アーティスティックに付けて。」とまふまふさんにお願いしたところ、大変近距離でつけようとしたため、「普通でいいよw」と訂正。まふまふさんにそらるさんがつけようとしたら、まふまふさんが走って逃げようとして、ステージで鬼ごっこ。幼児だった。二人の幼稚園児がいた。まふまふさんが捕まって、おとなしく正座をして、そらるさんに付けてもらってて、そのとき恥ずかしくて口元を袖で隠してた(かわいい)(かわいい)。ここで、そらるさんのマイクが紛失。マイクがないことを、手振りと表情で必死に伝えるそらるさんがあまりにも可愛くて、悶絶してた。目を見開いて手でマイクをなぞるように空気を撫でてた。なんであんなに可愛いの。

写真は360度のステージだから、4枚くらい撮ってた。それぞれふざけてて、最高に可愛かった。1枚目は割と普通で、2枚目はまふまふさんが寝そべり、そらるさんがその上に乗る。3枚目は、二人で並んでうつ伏せに寝てた。寝ながらマイクにハイチーズって言うそらるさんベストオブ可愛い。4枚目はぬこポーズ。完全に消沈。

 

 

・すーぱーぬこになりたい

終始可愛すぎて、可愛いが消化不良起こしてた。にぼしコールも最高に楽しかった。二人ともぴょんぴょん走り回ってて、ステージが幼稚園だった。そらるさんもにゃごにゃごすると聴いてはいたけど、信じきれていない部分もあって、でも、今回この目でしっかり見てしまったから、らるちゃんはやっぱり妖精さんだと再確認した。あんなに可愛いのに、サビの「世界の事情はお昼寝の後にして」の高音が必要以上にかっこよくて、脳がキャパオーバーの次元を超えていた。

 

 

〈MC〉

 

 

・彗星列車のベルが鳴る

本当に美しかった。イントロのそらるさんから美しくて、でも、もう遂に終わってしまうっていうのが辛すぎて、心臓が引き裂かれそうな思いだった。サビのそらるさんの高音がすごく気持ちよく響いていて、確実に夏の夜空が見えた。「君は綺麗だ」って歌うまふまふさんの声色がとても優しくて、本当に誰かを愛おしいと思っている声だった。ラスサビの「果てしない闇の向こう」の二人のハモりは目と目を合わせてバッチリ決めていて、本当に二人が輝いていた。そらるさんが途中、「二日間のこと忘れない!」って叫んでいらっしゃって、芯から出ている言葉のようだったし、すごく嬉しくなった。本当に大好き。

 


力強くハイタッチをして、ハグをしてた。本当に信頼しあっているように見えた。でも、あまりにも美しくて、憂いを帯びていて、儚くて、消えてしまいそうだった。

 


四方向にありがとうございましたを言って、最後に南側に向かって、マイクなしでありがとうございました言ってた。ドラマだった。

 

 


〈MC詰め〉

(ニュアンスをお楽しみください)

そ「暑いですね~。暑いですか?どうですか?もう既に汗だく。」

そ「昨日もここでライブしたんですけど、めちゃくちゃ楽しかったんですよ。それで、今日は、昨日よりも楽しくしたいなって思いがあって。みんな!盛り上がれますか!もっと盛り上がれますか!!もっといけるよな!!!もっといけるだろ!!!!」

そらるさんの煽りがかっこよすぎた。夢女子にならざるを得なかった。


そ「360度ステージってさ、どこを向けばいいのか難しいよね。」

ま「そうですね。」

そ「でも俺ね、すごい方法を思いついたの。(無言でその場でくるくる回る)」

ま「すごい!天才!!あの、真ん中でやればいいじゃないですか!」

そ「あそこねw誰も得しないww」

浴衣でステージを歩く2人は絵になりすぎた。美しかった。儚くて、消えてしまいそうだった。くるくる回るそらるさんを見て真っ先に「シャワー浴びてるそらるさんだ!」って思った。可愛いがすぎた。


ま「あの、すごく現実的な話なんですけど、普段のステージだと、照明のあたる場所とかが決まってて、それ間違えると、行っても真っ暗みたいになっちゃうんですけど、このステージだと、どこにいても照明が当たるから、楽なんですよ!」

そ「そうそうw別に、一周回ってから来ようと思っただけだし、とかできるよねw」


ま「あの、あれの話ししますかw」

そ「あぁ、しよしよww」

ま「あの、今日、(床の)穴からよく登場するじゃないですか。あれ、実は上げてくれるの男の人なんですよw」

そ「そう、マッチョのおじさんがあげてくれて、だから結構早いんですよ」

ま「なんか普通に、いいですか!?あげますよ!?!?って感じであげてくれてww」


そ「こう、浴衣で数曲歌ったんですけれどもね、折角なのでもう一曲、みんな立ちっぱなしも疲れると思うので、ゆったりした曲を、聴いてください。」

 

そ「武道館さ、近いよね。なんか、かなりね、奥の方まで、顔がよく見える。」

ま「もうね、10歩20歩くらいだよね。」

そ「武道館って聞いて、最初はビビってたわけですよ。でも、入ってみたら結構みんな近くて、いいね。」

ま「どうですか、みなさん、楽しんでますか!!昨日は、人生で一番楽しいライブだったんですよ!昨日より楽しくなってるかな~。」

そ「自問自答なのw」

ま「違うんですよ!w本当は、楽しんでるか!?ってやりたかったんですよ!」

そ「やれよ。やらないと一生後悔するぞ」

ま「武道館、昨日より、楽しんでますか!」

客「きゃーーー!!」

そ「昨日のほうが出てたな…。」

ま「あー。そうですね。」

 

そ「今のうちに顔見とくか。ちょっと、お客さんにライト当ててもらえますか?折角なので顔が見たい。(客席を見ながら)いいですね~、9割弱の人が笑顔ですね。」


ま「高いですよ~(サビを動画と同じ高さで少し歌う)。喉がもう。」

バンドなしの裸のまふまふさんの高音がすごすぎて声も出なかった。


そ「出ると分かっていてもさ、これ結構びっくりするよね。」

ま「けっこうこわいだすよね。挟まったらやばいな~って。」

そ「音がもう…。」

ま「あ~。」

そ「音がもう、身の危険を感じるよね。」

ま「結構早いから、挟まったらって…」

そ「あぁ、床の穴の話ね!w音球の話かと思ったわw」

ま「違います違いますw」


そ「(上見上げながら)いつもはさ、恥ずかしくて遠くの方見ちゃうんだけど、今日はもう、(二回席が高い位置にあるため)いるんだよねw」

ま「二回席!!!」

客「きゃーーーーーー!!!」

そ「一階席!!!」

客「きゃーーーーーー!!!」

ま「アリーナ!!!」

客「きゃーーーーーー!!!」

そ「男子!!!」

男「うぉーー!!」

ま「女子!!!」

女「きゃーーーーーー!!!」

そ「男子がんばれよ~w男子!!!!」

男「うぉーーーー!!」

そ「女子(小声)」

女「きゃーーーーーー!!!」

そ「もう少し頑張りましょうw」

 

そ「さぁ、そろそろ終わりが近づいて来ました。」

客「いやだーーーー!!!」

そ「嫌だ?w2時間くらい延長する?w」

ま「別にいいですよ、2時間くらい延長したって!でも、それだけ暴れられるくらいの体力を持て余してるという…。」

そ「うわぁ、持て余してんだ。」

ま「僕もう、あと2、3曲でギブなんですよw」

そ「出し切っちゃったもんな。」

ま「みんな~。そんなに、あれまだ、準備できてない?あっなるほど、みなさんそんなに、ぬるーく、ぬるくライブを見ていたという…。」

客「wwwwwww」

ま「だめだな~。」

そ「だめだなそりゃ。」

ま「あの、みなさんに、熱中症で倒れるくらいに暴れて欲しいんですけど…いいですかみなさん」

客「いぇーーーーい!!!」

そ「いけるかな!?」(ドラム どんどん)

客「きゃーーーーーー!!!」

ま「みんなーーーーーー!行けるかあーーーーーー!?!?」

客「いえーーーーーーい!!!」

ま「すーぱーぬこになりたい!!!!!」

 

そ「昨日からね、二日間、前日から緊張で震えていたわけですよ。いざステージに立ったらめっちゃ楽しくて…。昨日の朝起きて、明日の夜は気持ちよく眠れたらいいなぁなんて思っていたんですけど、みなさんのおかげで、今日はぐっすり眠れそうです。ありがとう。みんな、武道館が初めてだよっていう人、自分も初めてで。こう、新しい景色がどんどんどんどん、更新されていってる感じがします。もっともっと、みんなと新しい景色が見れたらなって思います。なので、これからも2人のこと、After the Rainのこと、よろしくお願いします。」


ま「二日間、ありがとうございました。僕は、人生で一番輝ける部分を、その多くを、この活動に費やしてきて、たくさん、やめようかなとか、色々な時に思ったんですよ。もういいかなとか、だけど、こうしてこういう景色を見ていると、それが嘘みたいに、なんか忘れられて。明日もこんなところでライブができるような人でいられたらいいなとか、思ったりする自分がいます。ここではもうないけど、間違いなく、今日一日、世界で一番楽しい日々を過ごせたなと思いました。そんな風に幸せな時間をありがとうございました。また、こういう日が来るためにも、今日の、ライブに来てよかったって思ってもらえるために、僕たちが活動してよかったて思えるためにも、最後の曲は、僕らと思いっきり歌ってください。聴いてください、彗星列車のベルが鳴る。」